前回、リノベーションの話はプランが出来上がったところまでを書いて
ひと段落したので、今回はちょっと息抜き回とします。
上の写真はリノベした現在に家です。
今でも使っているこのダイニングテーブルは
前に住んでいた賃貸アパート時代にDIYしました。
DIYというと工具揃えて、材料買って、組立て、失敗して、、
安く作ろうと思ったのに、結局高くついてしまうということもありますよね。
今回ご紹介するダイニングテーブルはそんな心配はいらない程、簡単です!
程よく自分でカスタムできて、DIYした気にもなれるけど、失敗しない。
そんな内容になっています。
用意するのは2つだけ
写真は公式HPのスクリーンショット
用意すべきは最小でたった2つ。
- 天板
テーブルだからもちろん必要です。
材料も形状も問いません。
部屋の雰囲気や広さに合わせて好きな天板を用意してください。 - 脚
これもテーブルなので当たり前に必要です。
ただし、ちょっと特別な
天板をクランプ(締める)できる脚を用意します。
私は男前な脚に憧れがあったので、広島県にあるDichotomicという
家具屋さんが販売している黒いアイアン脚「FCLUMP LEG」を購入しました。


写真は公式HPより
無骨でシャープでカッコイイのです!一目惚れでした。
使い方は公式HPでも紹介されていますが、超がつくほど簡単!
天板を脚に付いたクランプで締め上げるだけです。
下手したら5分もあれば組立完了です。
天板にこだわる
とはいえ、そんな簡単に終わらせてしまっては面白くありません。
私はより愛着持って使っていけるように天板に多少手を加えることにしました。
天板にはJパネルという建築建材としても使用される
スギ材を3層に重ね合わせた36mmの厚さのある集成材を使いました。
本当は木の無垢材を使いたい、、けどそれはかなり高価でしかも重い。
スギは比重が軽く、加工性も良いので素人には持ってこいの材料です。
しかも集成材なので反りも少なく、丈夫!
木目も綺麗だし、小口処理も不要なので
私の好きな家具デザイナー小泉誠さんも度々使用している材料です。
男は黙ってとにかく大きなテーブルでしょう!
という勝手な思い込みがあるので3×6板という1畳サイズの板を
そのまま大胆に使うことにしました。
天板は東京にある材木屋さんがネット販売している
エコモクさんから購入しました。


こんな大きい板も配達してくれます。
開封するとドン!と大きい!最高です。
写真左は表面。白木で綺麗な木目です。
写真右は裏面。赤みがあり節も少しあります。
好みによっては裏面も十分使えます。
仮組みしてみた
せっかちなので1度仮組みをしてみたくなってしまいました。

脚の開梱。


本当にわずか数分。カッコイイ!
このままでも十分じゃないかと思う仕上がり。
写真右のような感じで天板を締め上げて固定します。
まずはとにかく研磨!研磨!研磨!
さて、気を取り直して天板づくりの開始です。
天板を自分好みにするために必要なものは紙やすりと塗料です。


まずは粗目の紙やすりで全体凹凸をならし、天板の角を面取りします。
個人的には2~3Rくらいの角面取りが好みです。
研磨するときは手が火傷しそうになるほど熱くなるので
写真右のようにスタイロフォームなどに紙やすりを貼って使うと便利です。
続いて、目の細かい耐水ペーパーでひたすたに研磨して、
つるっつるにしていきます。
肌ざわりがどんどん気持ちよくなるので納得いくまでエンドレスに。

写真では伝わりにくいですが、ツルツルツヤツヤになりました。
2~3Rはこれくらいです。触るとちょっと肌ざわりが優しい程度。
仕上げはステイン塗装
塗装も色んな種類がありますが、ステイン塗装がオススメです。
ほぼ絶対失敗しません。適量をTシャツなどのボロ布につけて塗るだけです。
失敗のしようもありません。ハケムラの心配もありません。
私が購入したのはOld Villageのウッドステイン(油性)の
ウォールナット色です。これを2度塗りします。
乾燥に少し時間がかかるので、寝る前に1度目の塗装をして
寝てる間に乾かすのが効率的かと思います。
塗り方についてはもっと詳しい方がインターネット上で
説明しているので参考にしてみてください。
ダイニングテーブルの完成!

こちらが完成写真。
思っていた以上にいい感じで仕上がってくれました。
無骨な脚とマットなステイン塗装の相性がバッチリ◎
使い始めてから3年弱が経ちますが
未だに塗装の撥水が残っているので、コップの輪沁みなどもなく
綺麗に使えています。
最近は息子くんが色々ガンガンやるので傷んで来ましたが、、
もう少し大きくなったら、天板を新調しようかと思っています。
気軽に模様替えのように天板を取り換えられるのも
クランプレッグの良いところです。
今後、賃貸トイレDIYや庭ベンチDIYについても
書きたいなと思っているので、次回の息抜き回もお楽しみに◎